セイコー革漉き機
2015/12/09
子供の頃から線香花火好きでした。
写真は、うちにある今ではかなり珍しいセイコーの革漉き機です。
西山の形にそっくりなやつなんですけど、
ボロボロの出物があったので、自分で直して使っています。
いいんですよね、古い機械って。なぜか。
軸がぶれてて直しきれなくなりそうになって、
途中泣きそうになりましたけど、
鉄のこと以外でも何でも教えてくれる心強い味方、パーツメイトの斎藤さんがいるので安心安心^ ^
それで、
何をこんなに火花散らしてやってるかというと、
刃を出しているんです、刃。
グギィィィイーーン!って、ギューイィイイッッッッィイーーン!て。
最初(って言っても10年以上前)はビビるんですが、慣れてくると
音の感覚でわかってくるんです。あ、今いい感じにとげてるなーって。
これまでに、革漉き機20台くらいは触ったことありますが、どれも全部微妙に違くて(感覚的に?)
セッティング次第でこんなにも違うものかと。
シンプルな機械だけに深いなーって。(刃と砥石が回っているだけ)
(↑上の丸いシルバーのが刃です。)
普段はこんなにじっくり見ることもないけど、こうやって写真で見ると
なかなか綺麗な火花ですね。
今年は、戸隠の山奥で子供と初めての線香花火したんだったなー。
あの花火の奥深さに気づいてくれるのは何才くらいになるのでしょうか。
5秒くらいで落としてましたわ。(そりゃそうだ)
今ですね、いろいろまた製作やら何やら企画中です。追って報告します!
12月入って今年もあと少し。
それではまた。